職務経歴書を作成する

まず書類選考をクリアしないことには、転職活動は次のステップに進むことはできません。
書類選考の合否の判断をする材料の中で、職務経歴書は非常に重要な役割を果たしています。
会社によっては、提出される書類のほとんどすべてが職務経歴書で決まるといってもいいくらいです。
中途採用をする場合、通常企業は即戦力になる人を選ぼうとしています。
そして会社に採用して、きちんと定着してくれるような人材を求めているのです。
この2つの条件を満たしている人を採用する傾向にあるということを理解して、職務経歴書を作成していきましょう。
職務経歴書は履歴書とは違って、自由に作成できます。
パソコンを使って作成してもらっても問題はありません。
この時、採用担当の人が見て、わかりやすく見やすい感じになっているかどうかが重要なポイントになります。
その意味では長文を書き続けていくのはよくありません。
箇条書きをベースにして、作成していきましょう。
またボリュームもそれほど出さないようにしたいところです。
A4の用紙で作成した場合、2～3枚程度にまとまるように作成していきましょう。
転職に成功する職務経歴書を作成するときには、多少時間をかけることが必要です。
まずは自分の今までのキャリアをリストアップすることです。
そのうえで、どの部分が強調できるような職務経歴書にすればいいのか、レイアウトを考えていきましょう。
またこのような自分の今までのキャリアを総ざらいしてみることで、自分にはどのような強みがあるのかということが見えてくることがあります。
転職先で生かせるような武器はないかという視点で、職務経歴書を作成していくとその後の面接対策も同時に進められるのではないでしょうか？
職務経歴書の作成にあたって、正解は一つだけではありません。
いろいろと試行錯誤しながら作成をしていきましょう。
また書類提出は、複数の転職先に提出することもあるでしょうから、見直して書き直す所は書き直すようにしましょう。