職務経歴書作成について

自分自身の人生を考える時、どうしても仕事は切り離せないものです。
1日の3分の1以上は、仕事に費やされています。
この時間を自分に合っていない仕事に費やしては、苦痛以外のなにものでもありません。
できることなら、自分に合っている仕事で、自分を成長させる為に時間を使いたいものです。
転職とは人生において、とても大事なものであることに間違いはありません。
しかしながら、楽しい仕事をしたい、稼げる仕事をしたいなどの抽象的希望だけでは、どの仕事が自分に向いているのか、何をしていきたいのか分からないものです。
よく「キャリア形成」という言葉を耳にします。
自分が将来、どのような仕事やポジションにつきたいのか、具体的な目標を掲げ、先を見据えた仕事探しを行う。
簡単なようで、中々難しいものです。
私自身もできておりません。
ただ、その重要性はよく分かります。
まずは自分自身のキャリアを見返してみる事がとても大事です。
転職をするにあたり、かならず必要となってくるのが「職務経歴書」です。
作成するのに労力と時間を要しますが、自分自身のキャリアに対し、どのような経験をして、自分には何ができるのかを見返すのにはとても良いものだと思います。
キャリアの振り返り
ここで表記している内容が自分を振り返った結果なのだとしたら、面接時においても自信を持って受け答えすることができます。
私の場合は、その他に退職理由についても振り返ります。
なぜ、この会社を退職する必要があったのだろうか、自分がどのようなビジョンをもって退職しようとしていたのだろうかなど、退職理由は勿論ですが、それに至る経緯や、その時思い描いていた今後のビジョンもはっきりさせておいた方が良いですね。
これらをまとめていくと、自分自身の長所や短所、今後進んでいきたい業界や職種が見えてきます。
お恥ずかしい話、私自身はこれらができていなかった為、何度となく面接時において、話のつじつまが合わなくなったり、志望動機が曖昧になったり、その企業で何を成し遂げたいかが不明瞭になってしまった経験がございます。
自分自身が希望し、人生を左右するであろう面接において、私のような経験をすることは、とても勿体無いことだと思います。
面接をしていただく企業においても、あなたのキャリアに関心を抱き、あなたとの今後を見出そうと面接の時間を設けています。
しっかりとした意見交換を交わす為にも、「職務経歴書」の作成を通し、自信のキャリアを振り返ることをお勧め致します。